テレビで話題になっている老後2000万円問題。
その報告書をまとめた金融庁・企画市場局長の三井秀範(みついひでのり)さんが退職されるそうです。理由は定年退職だとか。
そんな三井秀範さんの学歴や年収、退職金などを調べてみました。
三井秀範の学歴は?
三井秀範さんは、富山県の出身。
育ったのは愛知県だそうです。
愛知県立旭丘(あさひがおか)高校を卒業後、東京大学に進学。
東大法学部を卒業されています。
旭丘高校は、愛知県内で東海高校に次ぐ2位の学力を持つ学校だそうです。
河村たかし名古屋市長もこの高校の出身。(河村市長は一橋大学)
三井秀範さんは、東大法学部卒業後に1983年大蔵省に入省。
東大法学部 → 大蔵省キャリアは王道のルートです。
三井秀範の経歴は?
大蔵省に入省後にスタンフォード大学ロースクールへ留学。
2001年から金融庁に配属されました。
- 監督局監督企画官
- 総務企画局信用制度参事官
- 市場課長
- 企業開示課長
- 総務課長
- 総括審議官
- 検査局長
これらを歴任し、企画市場局長に就任されました。
金融庁には、以下の4つの局があるようです。
- 総合政策局
- 企画市場局
- 監督局
- 事務局
もともと総務企画局と検査局がありましたが2018年に廃止。
総合政策局と企画市場局が新設されました。
ですから、検査局長だった三井秀範さんは企画市場局長に名前がスライドしたんだと思います。
三井秀範の年収は?
事務次官・局長・部長・審議官・課長と呼ばれる人が官僚と呼ばれます。
局長は上から2番目で年収は1700万円程度あると言われています。
なので、三井秀範さんもこの程度の年収があるかと思います。
【関連記事】元大蔵官僚(山村紅葉の旦那)の年収や退職金は?
三井秀範の退職金は?
財務省の事務次官が度々ニュースになり、話題になったのが退職金。
5000万という数字がとてもインパクトがありました。
事務次官の退職金は5000万程度と言われています。
No.2の役職にある局長は4000〜4500万程度の退職金はあるのではないかと思われます。
老後2000万円必要?という問題は簡単にクリアしていますねw
ただ、この「老後2000万円問題」は色々と問題があります。
正しくは「95歳まで生きるには、夫婦で約2000万円の金融資産の切り崩し必要になる」というのが報告書の中身です。
安倍政権のイメージダウンの格好の材料と見た野党と新聞・テレビは「老後に2000万円必要!!」という部分だけ切り取って報道しているんですね、実は^^;
単なる一つのモデルケースなので、寿命も違えば生活水準も違います。
だからそれをごちゃ混ぜにして「日本人全員これだけ必要なんです!」って報道するのはおかしな話です。
「足らない → だから投資しましょう」この流れのほうがよっぽど危険・・・
投資なんてそんな簡単に上手くいく魔法のツールではありませんしね。
テレビ報道は冷静に見て考えて見てくださいね!